■ スーパーフラボノイド「ナリルチン」
「花粉症に効果がある」ことで、注目を集めているじゃばらですが、じゃばらにはフラボノイドの一種である「ナリルチン」が豊富に含まれています。ナリルチンは、他の柑橘類にも含まれていますが、じゃばらは、どの柑橘類よりもはるかに多く含まれています。このナリルチンが花粉症などのアレルギー症状に効果があることがわかってきています。
■ 果皮に多く含まれる「ナリルチン」
じゃばらに含まれるフラボノイド成分「ナリルチン」は、果汁より果皮に13倍も多く含まれています。ですから、花粉症等のアレルギーの症状の改善を期待するなら、じゃばらの果汁よりも果皮を加工したサプリメント等の加工食品で摂取する方がより効果的です。
■ 抗アレルギー用組成物として特許取得
柑橘の果皮には酸化されると、アレルギーを誘発する成分が含まれています。その誘発率は、およそ20人に1人の割合との報告もあります。じゃばらも柑橘の一種ですから、果皮にはアレルギーを誘発しうる成分も含まれています。この問題を解決することを目指し、和歌山市の研究開発会社「ジャバラ・ラボラトリー」は、大阪薬科大学との共同研究を行い、アレルギー誘発成分を除去する方法を開発しました。この技術は「抗アレルギー用組成物」として特許を取得しています。
じゃばら果皮はナリルチンを多く含むため、適切な加工をすれば効果を発揮しますが、アレルギー誘発成分の除去を考えていない製品には注意が必要です。
抗アレルギー用組成物の発明が、全国発明表彰(和歌山県)で受賞されました。
■ もう一つの特許について
アレルギー症状の緩和にはアレルゲン(花粉、ハウスダスト、ホコリ)だけでなく アレルギー増悪因子にも注意が必要です。
アレルゲン(花粉、ハウスダスト、ホコリ)が体内に侵入するとマスト細胞を顆粒化させ ヒスタミン、ロイコトルエンなどを放出し花粉症状が発現します。
これと同時に患部に炎症を引き起こすケモカイン、サイトカイン(MCP-1 , IL-1 , IL-6、 TNF-a)の蛋白が放出凝集し炎症症状が同時に患部に出現します。
ジャバララボラトリー社製のジャバラ果皮粉末にはアレルゲンへの直接の効果と、これらサイトカイン、ケモカインによる炎症反応を抑制することが実証されています。
